ペットQ&A

Q 子犬の散歩はいつごろから連れて行っていいですか?

感染症のリスクを考えると、ワクチン接種がしっかりと終了してからということになります。ワクチン接種の時期は子犬の発達にとっても大切な時期で、遅れてしまうと外で社会性を身につける貴重な機会を逃してしまい、色々な事に異常に恐怖心を抱いてしまったり、ストレスを感じやすい性格になってしまったりします。時期を逃さずワクチン接種をお受け下さい。(ワクチンについては、地域差もあるのでしっかりとお住まいの地域の動物病院などで確認してください。)

Q 初めての子犬の散歩はどの様に連れて行ったらいいですか?

子犬にとっても初めての事です。最初は抱っこをしたまま家の外に出て、外の世界に慣れさせましょう。子犬の様子を見て大丈夫そうでしたら、下におろしてみましょう。子犬も始めは不安でいっぱいです。

Q 皮膚を痒がる

脱毛がある痒みの原因がノミやマダニなど、原因がはっきりしている場合は、病院で取り扱われている駆除薬をお使いください。
その他の原因としてはアレルギー性、細菌、カビ、寄生虫などの感染によるものなどがあります。痒みが激しい場合や皮膚病変が広がる場合は適切な治療を受けられることをお勧めいたします。

Q 何才ぐらいから高齢犬・猫になるのでしょうか?

犬、猫の種類等により違いはありますが、一般的には犬猫ともに6~7歳齢以上から高齢になると考えてください。

Q 混合ワクチンって?

混合ワクチンとは、細菌やウイルスの感染による伝染病を予防する為のワクチン(予防注射)です。 目に見えない伝染病の病原体は、ペットの身近に存在します。
伝染病の中にはペットの命も奪いかねない恐ろしい病気もあります。予防できる病気は全て、積極的に予防してあげる事が大切です。

Q 狂犬病のワクチンは必要ですか?

発症すると死亡率100%!それが狂犬病です。
「狂犬病予防法」という法律で生後3ヶ月以上のワンちゃんには年に1回のワクチン接種が義務付けられています。

Q 人に移る病気はありますか?

A1

狂犬病
最も有名な人獣共通感染症です。日本では予防接種を徹底したため、約50年前に撲滅されましたが、世界ではいまだに毎年3万人~5万人の死者が出ています。ですが、世界から多くの動物が輸入されており、イヌ、ネコ、キツネ、アライグマなどには検疫が必要とされています。

A2

オウム病
ペットの鳥に口移しで餌を与えたり、食事中に周りで遊ばせたりした場合なども感染します。風邪に似た症状で肺炎を起こすこともあります。病原体はクラミジアで、オウム、インコ、鳩、ニワトリ、文鳥、十姉妹などが感染源となります。

A3

エキノコックス症
日本では北海道に多く、エキノコックスという寄生虫が肝臓などに寄生して起こる病気で、重度の肝機能障害を起こす恐れがあります。キツネやイヌの糞に混じった寄生虫の卵が口に入ることにより人に感染します。

A4

レプトスピラ症
レプストピラ(スピロヘータ科)はネズミの尿に排泄され、これに汚染された土壌や水を介して人に感染していきます。重症化すると髄膜炎症状、黄疸、腎機能障害になり、抗菌薬治療を行います。

A5

パスツレラ症
口移しで餌をあげたり、感染動物に咬まれたりなどの直接間接によって感染します。症状は咬まれた部分が腫れ、発赤や疼痛などが現れます。直接間接の場合は呼吸器に症状が現れます。軽い風邪のような症状から重篤な肺炎までさまざまです。

 

そのほかにも猫引っ掻き病、皮フ糸状菌(カビ)病、皮フ疥癬病、ミドリガメに多いサルモネラ症(食中毒の菌)、トキソプラズマ、BSE、腸管出血性大腸菌感染症(O-157)などがあります。

Q 口が臭うのは病気?

口臭のほとんどは口腔内の疾患が多いようです。
歯石が原因での歯肉炎が見られる場合は歯石の除去を受けられると良いでしょう。またその他の原因として、腎不全疾患のときなどにも口から臭いを感じることがあります。

Q いつもより耳が痒いようなんですが・・・。

外耳炎の可能性が高いようです。犬、猫で多い病気の1つです。
後ろ足で耳をかく、頭を振る。耳を何かにこすりつける。などの初期症状がみられます。
このような症状が見られたら、お早めに動物病院へ!

Q 犬の散歩は大変そうだけど、どうなんでしょうか?

小型犬ですと、20~30分程度の散歩で大丈夫です。時間があるときはそれ以上散歩しても大丈夫です。
大型犬となると、40分~1時間位が望ましいのですが、1才半位までは関節に負担がかかってしまいますので激しい運動はあまりさせないほうがよいでしょう。

Q 犬に洋服は必要でしょうか?

室内犬の場合はアンダーコートがない犬も多く、冬の散歩の時に寒がるようだと必要でしょう。又、雨の日などのレインコートは必要でしょう。
でも雨にぬれても、帰ってから十分タオルでふいて、ドライヤーで乾かせば問題ありません。
さらに高齢犬になってきますと、気温の変化がつらくなってしまいます。
その他に、抜け毛を撒き散らさない為のマナーとしてもよいと思います。

Q ご飯の量はどうすればいいんですか

簡単なのは、ドッグフードなどの袋の裏に体重に対しての量が記載されています。
ですが、運動量などもそれぞれ違うわけですから、様子を見て量の微調整をしてあげてください。
そのほかに体全体をさわってみて下さい。肋骨、背骨、骨盤の骨が適度にさわれるのが理想的です。又、ゴツゴツと骨が浮き上がるようにさわれるとやせすぎです。また、ご飯の量が多すぎると消化、吸収が悪くなり、下痢や軟便になることがあります。その場合は少し量を減らせば正常になります。

Q ハムスターは人に馴れるのでしょうか?

ハムスターは自分の世話をしてくれる人のことを憶えているものです。根気よく接していれば徐々に仲良くなれるはずです。またヒマワリの種などのおやつを利用してご機嫌をとったり、手の指先にのせておやつを与えるなど少しずつ馴れさせるのがいい方法だと思います。ちなみにどんなペットでも若い時期ほど人に馴れるのが早いようです。
ヒマワリの種は肥満の原因になりますのでひかえ目にしましょう。

ペット保険について

当院はアニコム損保の対応病院です。診察の際に、「保険証」を提示くだされば、保険の対象となるケガ・病気の場合は病院窓口での精算ができます。

※条件により、直接アニコム損保へご請求いただく場合があります。

  •  

↑TOPへ

コンテンツメニュー

  • ペットQ&A
  • 役に立つ情報
  • フォトギャラリー
  • ブログ 質問受け付けます